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学芸記者の文学碑散歩

歌人・仰木実 八坂神社(小倉北区) 帰還の残像 特異な価値 /福岡

小倉城の城壁を背景に立つ歌碑

 風おちてゆふぐもなびく街の空しづかに城はそびえたちたり

 北九州歌人協会顧問を務めた仰木実の歌碑は、八坂神社の北口門を入ってすぐ、小倉城の濠を背に立っている。1966年11月、主宰した「群炎」短歌会と有志が建立した。

 少年期から作品を投書し、詩誌「抒情詩」、歌誌「短歌巡礼」などの同人を経て、31年、「歌と観照」に入会。主宰する歌人、岡山巌に師事した。

 本業は製鉄マン。有能な技術員で、手腕を買われて39年10月、朝鮮半島北東部(現在の北朝鮮)で建設中…

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