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広いリビングは加湿器の「空白ゾーン」だった! No.1メーカーが放つ「家庭用と業務用のスキマ」を埋める絶妙モデル「LXシリーズ」(GetNavi web)

情報提供:GetNavi web

クルマならトヨタ、薬なら武田薬品。特定の業界でトップシェアを握り、全体を引っ張る企業をリーディングカンパニーといいます。家庭用石油ファンヒーターと加湿器市場においてシェアNo.1を誇るリーディングカンパニーがダイニチ工業。同社は新潟県新潟市に本社を置く実力派の企業で、冬の寒さと乾燥から日本の家庭を守っています。

 

加湿器6年連続シェアNo.1のダイニチ工業が新製品を発表

そのダイニチ工業が8月21日に、東京で新製品の発表会を行いました。ダイニチ工業代表取締役社長・吉井久夫氏の挨拶によれば、昨年の暖冬傾向によって家庭用ファンヒーターの出荷は落ち込んだとのこと。とはいえ、ダイニチ工業の強さは健在です。

↑ダイニチ工業代表取締役社長・吉井久夫氏

 

「おかげさまで、当社は石油ファンヒーターでは12年連続シェアNo.1を獲得しております。累計販売数も昨年秋に3000万台を突破しました。加湿器も6年連続シェアNo.1を獲得しています。しかし、定番商品でも改善の努力を怠ったら終わりです。その商品の持っている価値を伸ばし続けることが大切だと思っております」(吉井社長)

 

ダイニチ工業の製品の特徴は、業務用にも匹敵するパワフルな性能と、毎年改良されて使いやすくなる利便性。今年の新製品にも、その長所が遺憾なく発揮されています。

 

ワイドリビングの「空白ゾーン」を埋める家庭用パワフルモデル「LXシリーズ」

今年の新製品の目玉は、大空間をしっかり潤すハイパワーを誇るハイブリッド式加湿器「LXシリーズ」。加湿量960ml/hのHD-LX1019(実売予想価格・税抜3万4800円前後)と、加湿量1200ml/hのHD-LX1219(実売予想価格・税抜3万7800円前後)の2種類を用意しています。

↑ハイブリッド式加湿器「LXシリーズ」。左がモスグレー、右がサンドホワイト。HD-LX1019の適用床面積は、木造和室16畳、プレハブ洋室27畳。HD-LX1219の適用床面積は木造和室20畳、プレハブ洋室33畳

 

同社では、一般家庭におけるパワフルモデルの需要の高まりを予測したことから本機を開発。事実、事業所での使用を想定して発売された同社の「HDシリーズ パワフルモデル」(加湿量1500ml/h)が、実際にはリビングやLDKなど一般家庭で使用されているケースが72%にものぼっていたとのこと。このデータから、「生活の中心を広いリビングにしている住宅が増加しているにもかかわらず、対応するモデルがない『空白ゾーン』となっている」(開発本部 空調機開発部・稲垣和幸さん)と分析し、広いリビングにも対応する家庭向けパワフルモデルの開発に踏み切りました。

↑開発本部 空調機開発部・稲垣和幸さん

 

↑一般家庭のワイドリビングに対応するモデルがなく、「空白ゾーン」となっていた木造15~20畳をカバーするのが「LXシリーズ」

 

パワフルな加湿で設定湿度までの時間を約30%短縮

そんな「LXシリーズ」のポイントは、「パワフル」「使いやすさ」「スタイリッシュ」の3つ。

 

1つめのポイント「パワフル」は、前述した最大1200ml/h(※「HD-LX1219」標準モードの場合)クラスの加湿能力。しかも、従来機と比べ設定湿度に到達するまでの時間も約30%短縮されています。

↑従来の加湿量860ml/hのモデルとの加湿スピードの比較。湿度60%に到達するまでの時間を約56分→約39分とし、約17分短縮しました

 

「タンクWとって」と「カンタン取替えトレイカバー」で使いやすさに配慮

2つめのポイント「使いやすさ」は、一度にたっぷり入る大容量7.0Lタンク。給水回数が減るのは、使う側にとってはありがたいもの。タンクの上下に持ち手がある「タンクWとって」構造で、両手で持ち運ぶのもカンタンです。

↑タンクの上下にとってが付いた「タンクWとって」

 

「大加湿量なので、できるだけタンクの容量は大きく、それでいて持ちやすくしたいと思いました。いろいろ考えた結果、弊社のファンヒーターの石油タンクに使われている『Wとって』にヒントを得て開発しました。自転車のハンドルやつり革のサイズを測るなどして試行錯誤し、強度を維持しながら、誰でも握りやすいようサイズ感を工夫しています」(稲垣さん)

↑キャップを回しやすくするために、キャップ近くのとってに切り込みを入れるなど、形状を工夫しています

 

また、トレイは業界初の透明プラスチックの使い捨てカバー「カンタン取替えトレイカバー」に対応していて、1シーズンに1回取り替えればOK。使い捨てに抵抗がある場合は、トレイカバーを使わずに使うことも可能です。

↑従来機のトレイ(左)と「カンタン取替えトレイカバー」を装着したLXシリーズのトレイ(右)

 

↑「カンタン取替えトレイカバー」はこのようにカンタンに取り外すことができます。「カンタン取替えトレイカバー」製品に1枚付属。新たなカバーは3枚1500円で購入できます

 

さらに、本体の上部にはハンドルがあるのも特徴。部屋を移動させたり、お掃除のときにちょっと浮かせたりできるのが便利です。

↑本体の上部にはハンドルが付いているので、移動がカンタンです

 

設置床面積が約60%となったコンパクト設計も魅力

3つめのポイントは「スタイリッシュ」。「LXシリーズ」は業務用に匹敵するパワーですが、リビングに自然に溶け込むすっきりしたデザインと、コンパクトな設計も魅力。従来の業務用を想定したモデルに比べて奥行きが薄く、設置床面積が約60%となっています。

↑加湿量1200ml/hモデルのサイズは405×390×245mm。本体がスリムでシンプルなうえ、タンクがクリアで見た目もすっきり。残りの水の量がわかりやすいのもメリットです

 

「見た目もスタイリッシュにしたいという思いがあって、サイズを抑えながら1000ml/h以上のハイパワーを目指した点が一番苦労しました。体積を減らしたぶん、モーターのワット数を上げて対応したわけですが、そのバランスを調整する部分ですね。特に水を加熱するヒーターの安全性が担保されなくてはいけないので、何度も何度もテスト重ねて確認しました。いや、この1年は我ながら本当によく仕事したな、と思いますね(笑)」(稲垣さん)

 

このほか、最小約13dBという運転音の静かさ(10dBで蝶のはばたきや呼吸音のレベル、20dBで木の葉が触れ合う音のレベル)、国内生産、3年間の長期保証など、同社の加湿器の特徴も踏襲しています。

↑LX本体シリーズの静音性が体験できるボックスも。ボックスの中に入って外から密閉してもらい、運転音を聞いてみると…たしかにまったくといっていいほど音がしませんでした!

 

ダイニチ社長、LXシリーズは「どこにもない製品」で「本当に自信作」

発表会では、吉井社長にお話を聞く機会があったので、LXシリーズ開発の手応えを聞いてみました。

 

「東京での発表会は去年で終わりと思っていたんですけど(昨年は東京で初めて発表会を開催)、『LXシリーズ』というどこにもない製品が生まれたことで、今年もやらないとダメだなと(笑)。どれだけ売れるかは分かりませんが、一般の家庭用で使えるもっとも加湿量の大きい製品の需要は絶対にあると思っています。トレイや『Wとって』など、これまでのノウハウを結集して作った製品。開発には苦労をかけましたけど、デザインも含めて、これは本当に自信作ですね!」(吉井社長)

 

「快温トリプルフラップ」が大好評の石油ファンヒーター「SGXタイプ」

↑石油ファンヒーター「SGXタイプ」

 

発表会では、昨年から継続して販売される家庭用石油ファンヒーターのフラッグシップモデル「SGXタイプ」も紹介されました。こちらは3枚の可動フラップと2枚の固定ルーバで温風の流れをコントロールし、火力が弱いときも温風が床を這うように遠くまで届き、部屋を効率よく温める「快温トリプルフラップ」が好評です。スイッチを押してから約35秒で火が点くスピード着火や、ニオイの少なさなども支持を得て、暖冬で石油ファンヒーター需要が落ち込むなか、前年度のフラグシップモデルと比較して141%の出荷台数となりました。デザイン性も高く評価され、2018年度グッドデザイン賞を受賞しています。

↑本体中央に3枚の動くフラップを搭載。燃焼量に応じて角度を変えます(写真は内部が見えやすいようフラップの一部がカットされたモデル)

 

↑「SGXタイプ」は、10年前のモデルから、あらゆる面で進化しています

 

ラグビー元日本代表の畠山健介さんも「持って帰りたい」

製品の説明のあと、発表会では9月20日に開幕を控えた「ラグビーワールドカップ2019日本大会」にちなみ、ラグビー元日本代表の畠山健介さんを迎えたトークセッションがありました。

↑畠山健介さん(右)。左はダイニチ工業開発本部 空調機開発部部長・堀江 淳氏

 

いま、ちょうど加湿器を探しているという畠山さん。娘さんが2人いて、家族で体調を保つために他社の加湿機能付き空気清浄機を2台使用していたものの、お手入れの大変さに使うのが辛くなり、「泣く泣くお別れしてしまった」(廃棄してしまった)とのこと。

 

ここで、すかさず同社加湿器の開発責任者、堀江 淳氏が新製品「LXシリーズ」のお手入れの手軽さをアピール。「タンクは定期的に洗っていただく必要がありますが、口が非常に大きく、男性でも女性でも奥までしっかり手を入れて洗うことができます。トレイに至っては1シーズン洗わずにいけますよ。それから当社の加湿器は、このLXシリーズに限らず、音に関しては非常に静か。新潟市の郊外で休日や夜にはクルマの往来があまりなく、そういう時間に測定するので静音性は得意分野です」(堀江さん)

 

製品を前に熱いプレゼンを受けた畠山さん、苦労してきただけあって、特に手入れがラクな点を「これはイイ!」と絶賛。「ハイパフォーマンスですし、僕は比較的うるさいほうなんで、静かさも優秀という意味で僕より優秀なアスリートなのかな」とコメント。「これは早く家に持って帰りたいです!(笑)」と話し、会場を沸かせていました。

↑フォトセッションで、吉井久夫社長(右)と握手を交わす畠山さん

 

この「LXシリーズ」、畠山さんが苦労していたというお手入れの面をはじめ、徹底してユーザーの声を反映させて誕生したといいます。ユーザーの声を丁寧に拾い上げ、細かい点でも地道に改良していく姿勢が、同社のシェアNo.1につながっているのでしょう。ダイニチ工業の自信がうかがえるハイパワー加湿器「LXシリーズ」、この冬は、ぜひ広いリビングでそのパワーと使いやすさを試してみたいところです。

撮影/我妻慶一

 

【ギャラリー(GetNavi webでご覧いただけます)】

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