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ジャパン便り

日本代表がトップリーグ・ヤマハと合同練習 課題のスクラム、モールを特訓

ラグビーW杯に向けた合宿で、ヤマハ発動機の選手(左側)を相手にモールの防御を練習する日本代表の選手たち=北海道網走市で2019年8月22日、長谷川直亮撮影

 9月20日開幕のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会に向けて北海道網走市で合宿中の日本代表は22、23の両日、トップリーグ・ヤマハ発動機と合同練習をした。スクラムやラインアウトからのモールを強化するためで、国内屈指のセットプレーの強さを誇るチームを相手に鍛錬した。

ラグビー日本代表の網走合宿で、ヤマハ発動機の選手とラインアウトで競り合う日本代表のトンプソン・ルーク(右)=北海道網走市で2019年8月22日、長谷川直亮撮影

 22日にはFW陣が激しい雄たけびを上げながら、ヤマハの選手たちとモールの攻防を繰り広げた。3チームに分かれて1時間ほどスクラムとラインアウトからのモールを交互に練習。日本代表が押し勝つシーンが多かったが、ヤマハが押し返す場面もあった。

 日本代表最年長の38歳のロック、トンプソン・ルーク(近鉄)は「(W杯で対戦する)アイルランドとスコットランドは、セットプレーで絶対に『(圧力をかけて)来る』。スクラム、モールの練習はメチャクチャ大事だ」と警戒する。強豪相手に少ないチャンスを生かすために、攻撃の起点となるスクラムの安定は不可欠だ。重要な得点源になるモールについても、攻撃、防御とも強化しなければ苦しい戦いを強いられてしまうだろう。

 7月に国際大会「パシフィック・ネーションズカップ」で対戦したフィジーにモールを押し込まれて2トライを許したことで、日本の課題が浮き彫りになった。プロップの稲垣啓太(パナソニック)は「あのシーンを対戦相手に見られたことで、W杯では絶対そこを突いてくる」と危機感を募らせる。

 日本代表は網走合宿の初日から連日、スクラムとモールの練習に時間を割いてきた。ヤマハとの練習は23日も行われ、実戦に近い形で攻防を繰り返して課題克服に努めた。

 22日の練習後、ヤマハの元日本代表プロップ、伊藤平一郎は「(日本代表は)以前より強くなっている。でも、こっちにもヤマハのプライドがある。両チームとも良い『熱量』でできた。まだ強くなりそうなので、後押しできれば」と話した。日本代表のプロップ、バルアサエリ愛は「ヤマハのスクラムは強かった。練習の映像を見て、また修正する。もっと良い練習ができそうだ」と語った。

 開幕まで1カ月を切ったW杯を見据え、トップリーグチームを含めた「オールジャパン体制」でのサポートが進んでいる。【黒川優】

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