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土記

戦没者遺骨、どう返す=青野由利

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 戦没者遺骨の「DNA鑑定人会議」を傍聴しに行ったことがある。文字通り、国から鑑定依頼を受けた大学などの研究者が結果を検討する会議だ。

 傍聴者は私一人。冒頭で座長があいさつしたとたん事務局である厚生労働省の担当者から「この後は非公開」と退室を促された。会議後に公表されるのは「血縁関係が確認できた件数」「できなかった件数」など2、3行の数字だけ。いつどこで収容した遺骨を鑑定したかといった情報は何もわからず、閉鎖性に驚いた覚えがある。

 もちろん厚労省が強調する個人情報保護は大事だ。だが、必要以上に情報を伏せることが、遺族にも、鑑定者…

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