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精進料理 命育む自然の力に感謝

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キュウリのあえ混ぜ=根岸基弘撮影
キュウリのあえ混ぜ=根岸基弘撮影

 <くらしナビ ライフスタイル>

 健康志向から、日本だけでなく世界でも注目される精進料理。材料や調味料は一般家庭にもあるシンプルで素朴なものばかりだが、味つけも色彩も豊かに感じられる。旬のものを取り入れ、涼しげな気持ちになれる3品を、料理研究家の藤井まりさんに教わった。

 精進料理は、禅宗を開いた鎌倉時代の僧侶、道元が中国から伝えて発展したものだ。肉や卵は使わず、旬の野菜を無駄にすることなく使う。藤井さんの夫で2006年に亡くなった宗哲さんは僧侶で、建長寺(神奈川県鎌倉市)などで禅宗寺院の「典座(てんぞ)」と呼ばれる調理人を務めた。けんちん汁の発祥になったとされるお寺だ。藤井さん夫婦は、鎌倉で料理教室を開いてきた。

 さて、夏野菜の定番と言えば、キュウリなどのウリ科。ウリ科の野菜は、体の熱を外に出すことで知られる。「旬のものを食べるのは理にかなっている」と藤井さん。

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