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お笑い、大衆芸能、放送などエンタメ全般を取材してきた、油井雅和記者が「舞台裏」をつづります。

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ショーケン、水谷豊、天気の子…「消えゆく聖地」代々木会館

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解体工事が始まる代々木会館=東京都渋谷区で2019年6月、油井雅和撮影
解体工事が始まる代々木会館=東京都渋谷区で2019年6月、油井雅和撮影

 代々木会館の解体工事が始まると聞いて、「これは撮らないと」と、とにかく写真を撮ってきた。代々木は予備校の街から、すっかりビジネス街へと変わっていた。同じようにスマホで撮影する人が数人ずつ、代わる代わるやってくる。年輩の男性もいれば、若い人も。

 JR代々木駅のすぐ近くに建つ代々木会館(東京都渋谷区代々木1)。その名を知らなくても、写真を撮りに来た年輩の人と若者にとっては思いの深い、6階建ての雑居ビルだ。

 若い人が足を運ぶのは、現在ヒット中の新海誠監督の映画「天気の子」で登場するから。ヒロインの天野陽菜(ひな)が、廃ビルの屋上にある神社の鳥居をくぐることで、天気を晴れにする能力を手に入れるのだが……。もちろん屋上に神社はないし、かなり前から屋上には入れないのだが、それでもビルを見ようと「聖地巡礼」に訪れるファンは多い。

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