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本家鍋島緞通織元5代目技術継承者に就任 吉島夕莉子さん /佐賀

吉島夕莉子さん

 3月、鍋島緞通(だんつう)の伝統を受け継ぐ「本家鍋島緞通」(佐賀市)の5代目に就いた。大正時代から100年以上続く手織り敷物の伝統や品格を守りながら、現代の家庭にも溶け込みやすいデザインや色合いを考案する。「常に家族の中心にあり、長年愛され、使ってもらえるようなだんつう作りを目指している」と話す。

 鍋島緞通は畳一畳サイズが基本で、手織りだと完成までに約2カ月かかるが、数百年使える強度を誇る。木綿の肌触りが心地よく、夏は涼しく冬は暖かい。代表的な図案では繁栄を意味するボタン、魔よけを表すカニなどがある。

 鍋島緞通に囲まれて育ったが、大学で心理学を学び、当初家業を継ぐ考えはなかった。大学院への進学を考えていた大学4年の時、母のひろ子さん(52)が4代目に。機械化を進める声もある中、手織りにこだわる祖父で3代目の伸一さん(77)や母が奮闘する姿に、「技術をつないでいかなければ」と鍋島緞通の世界に入る覚悟を決めた。

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