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落日の名門政党

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/中 カーストより「インド」 ナショナリズム「低位」にも浸透

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有権者のリストを見せるD・K・チョードリーさん(中央)=インド北部バグパットで2019年8月7日、松井聡撮影
有権者のリストを見せるD・K・チョードリーさん(中央)=インド北部バグパットで2019年8月7日、松井聡撮影

 インド北部ウッタルプラデシュ州バグパット郊外。サトウキビ畑の中に数十の家が並ぶ。農民のカースト「ジャート」を中心とする集落だ。同州のジャートの多くは1970年代後半に国民会議派から地域政党への支持に変わった。さらに2014年にモディ首相が中央政界に進出して以降、与党インド人民党(BJP)の支持者が急増。一方、会議派はジャートをはじめ失った支持層を取り戻せずにいる。

 14年に地域政党からBJPの党員に移ったジャートのD・K・チョードリーさん(51)は周辺の集落を回りながら、党員集めに奔走する。訪問を終えた民家の軒先で、新たなメンバーが書かれたリストを見せながらうれしそうに言った。「ヒンズー教徒の団結を強調する戦略がさまざまなカーストを取り込むのに成功している」

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