連載

仕事の現場

著名人や話題の人の仕事場や流儀、こだわりを紹介。欠かせない「イッピン」も披露します。

連載一覧

仕事の現場

救急・外傷外科医 松本尚さん 待ったなしでやる手術はダイナミック

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
救急・外傷外科医の松本尚さん=千葉県印西市の日本医大千葉北総病院で2019年7月31日、根岸基弘撮影
救急・外傷外科医の松本尚さん=千葉県印西市の日本医大千葉北総病院で2019年7月31日、根岸基弘撮影

 日本医大千葉北総病院1階の5畳ほどの部屋には、8台のモニターが所狭しと並ぶ。映し出すのは、周辺の地図や天候。そこは、急病人や外傷患者の救助に向け、ヘリコプターで現場に医師や看護師を派遣するための指令室だ。梅雨が明けた途端、猛暑に見舞われた7月末。「熱中症疑い、83歳の女性です!」。現場と病院とのやりとりが無線を通じて流れてきた。

 千葉北総病院救命救急センターが全国に先駆け2001年から始めたドクターヘリ事業に、準備段階から携わってきた。ヘリは救急隊や消防本部の要請を受けてから3分で離陸する。出動は年1200件を超え、患者の半数以上は事故などによる外傷だ。出血がひどければ現場で緊急手術もする。「我々の使命は、ここでしか助けられない人を助けることだ。患者の心臓が止まっていようとも最後まで努力する」

この記事は有料記事です。

残り829文字(全文1181文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集