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ホテルのアクセスに懸念 パーソンズ国際パラ委会長「安心の環境を」

アンドルー・パーソンズ国際パラリンピック委員会会長=東京都港区の東京五輪・パラリンピック組織委員会オフィスで2017年10月19日午前11時半、後藤由耶撮影

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 国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドルー・パーソンズ会長(42)が東京パラリンピック開幕まで1年に合わせ、毎日新聞の電話インタビューに応じた。パーソンズ会長は大会準備は順調と評価しつつ、障害のある観客に対応したホテル不足に懸念を示し、大会組織委員会と協力して改善に努めていることを明らかにした。【聞き手・芳賀竜也】

 ――開幕1年前の段階での準備状況について、どう評価しているか。

 ◆とても順調に進んでいる。大会組織委員会と政府、各界の有力者がうまく連携している。社会のさまざまな局面でパラリンピックの盛り上がりを感じる。

 ――最も懸念していることは。

 ◆ホテルのアクセシビリティー(利用しやすさ)だ。選手は選手村があるからいいが、問題は障害のある観客のためのホテル。アクセシビリティーが整っているホテルはとても少ない。組織委と一緒に増やすよう働きかけている。

 ――組織委はマラソンやトライアスロン、馬術で暑さに配慮した競技日程に変更した。さらなる配慮を求める声もある。

 ◆五輪の開催時期より暑さは幾分ましになると思うが、テスト大会も実施しているのでデータを収集して対策を考えたい。IPCは選手を第一に考えている。マラソンの開始時刻を30分前倒しして午前6時半にしたのはよい判断だった。

 ――テスト大会では、トライアスロンが行われるお台場海浜公園の水質が問題になった。

 ◆これも選手第一だ。選手が何を心配しているかは把握している。組織委と連携しており、(汚水の流入を防ぐスクリーンを三重にする)対策もあると聞いた。選手が安心して競技をできる環境作りに努めている。

 ――22日にチケット抽選販売の申し込みが始まった。フルスタジアム(全会場満席)を達成できると思うか。

 ◆達成できると思う。五輪チケットの抽選にはものすごい数の応募があった。パラリンピックにも関心を示すだろう。チケットは安いし、チケット戦略もよく練られている。

 アンドルー・パーソンズ 1977年、リオデジャネイロ生まれ。2017年、国際パラリンピック委員会(IPC)第3代会長に就任。ブラジル・パラリンピック委員会会長も務め、16年リオ大会を成功へと導いた。20年東京大会の準備状況を監督する国際オリンピック委員会の調整委員会委員も務める。

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