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スコットランド 世界屈指のSHレイドローがチーム浮沈の鍵握る

【スコットランド-フランス】前半、PGを狙うグレイグ・レイドロー=スコットランド・エディンバラのマレーフィールドで2019年8月24日、喜屋武真之介撮影

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の1次リーグA組で日本(世界ランキング9位)と対戦するスコットランド(同8位)は24日、エディンバラのマレーフィールドでフランス(同7位)とのテストマッチに臨み、17―14で逆転勝ちした。

 前回のW杯1次リーグで日本が唯一黒星を喫したスコットランド。日本大会でも同組に入った難敵を引っ張ったのは、主将のSHレイドローだ。正確無比のキックと高い統率力は33歳の今も健在。前半はミスが目立ったチームを立て直して勝利へと導いた。

 10―14で迎えた後半19分、スコットランドは自陣からのキックで相手ゴールに迫り、FW陣が密集で圧力をかけて反則を誘い、ボールを奪い返した。22メートルライン内側でのスクラムからFWはじわじわと前へ。最後はレイドローが相手防御のスペースを突く絶妙なパスを繰り出し、CTBハリスのトライを演出。PGを含む計3度のキックも着実に決めた。

 17日の敵地でのフランス戦は3―32で完敗した。この試合から先発メンバーを14人も入れ替えて臨んだ。レイドローと長くコンビを組むSOラッセル、欧州6カ国対抗で2年連続MVPに輝いた実績のあるFBホッグら主力が顔をそろえ、チームはよみがえった。

 「先週はひどい試合で負けたので、プレッシャーがあった」とレイドロー。前半はノックオンなどミスが相次いで一時は11点のリードを奪われたが、走力があり「個」の能力が高いバックス陣が機能して流れをつかみ、後半は相手を無得点に封じた。

 「勝てたことは良かった」と表情を引き締めたレイドロー。ミスの多さなど課題を残したチームをどうまとめるか。世界屈指のSHがチーム浮沈の鍵を握っている。【長宗拓弥】

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