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今夏のバイロイト音楽祭 議論呼んだ「芸術革命」 ワーグナーの世界観を一変

バイロイト祝祭劇場。今夏の《タンホイザー》の舞台ではこの劇場が聖なる城に見立てられた=梅津時比古撮影

 作曲家のワーグナーの楽劇だけを上演するドイツ伝統の「バイロイト音楽祭」(7月25日~8月28日)。今夏も世界中の音楽ファンが訪れる変わらぬ光景が繰り広げられたが、内容は一変した。

 聴衆にとって大きかったのは、チケット購買のネット化が進んだことだろう。従来、各国の「ワーグナー協会」に入って、協会に配布されるチケットを順番で待つのが早道とされた。今は誰でもオンラインで申し込める。これは音楽祭の本部ですべてのチケットの入手先を把握できるためセキュリティーの強化にも役立つ。チケットには購入者の名前・情報が印刷され、劇場でも時に、購入者本人であることの確認にパスポートの提示を求められる。劇場周囲で「チケット求む」と書いた紙を手に立つ光景は相変わらずあるが、売りたい人が現れても今はその場で売買は成立しない。両者でチケット事務所へ行き、売りたい人が事務所に返券してそのチケットを買いたい人が新たに正規に購入する(ダフ屋は成り立たない)。ドイツで右翼が暴動を起こしたこともあって、今年はチケット管理が徹底された。

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