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支局長評論

周南 隣人 /山口

 戦後の初代宮内庁長官だった田島道治(1885~1968年)が在任中、昭和天皇との対話を詳細に記した文書の一部が公開されました。昭和天皇は1928年6月の張作霖爆殺事件で処罰を曖昧にしたことが、その後の軍部の暴走を許し「敗戦に至る禍根のそもそもの発端」と述べていました。

 日中は31年9月の柳条湖事件に端を発する満州事変を経て、37年7月の盧溝橋事件で全面戦争に突入しました。先の大戦が15年戦争とも称されるのは満州事変を起点とするからです。昭和天皇は、当時「満州某重大事件」と呼ばれた爆殺事件に発端を求めました。

 爆殺事件は、関東軍高級参謀の河本大作大佐が謀略で満州を支配下に置こうと首謀した事件でしたが、大佐ら…

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