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/下 「汚職」「縁故」払拭できず 有権者「ガバナンス」重視へ

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2011年の反汚職運動集会の写真を見せるサンジャイ・シン上院議員=ニューデリーで2019年8月10日、松井聡撮影
2011年の反汚職運動集会の写真を見せるサンジャイ・シン上院議員=ニューデリーで2019年8月10日、松井聡撮影

 「汚職がないインドを!」。2011年8月。首都ニューデリーの広場には連日20万を超える人々が集まり、汚職疑惑が相次いだ当時の国民会議派、シン政権に対する怒りをあらわにした。社会活動家のアンナ・ハザレ氏を中心とする反汚職運動は全国的なうねりとなり、14年の総選挙で会議派の下院議席は206から44に激減。モディ首相率いるインド人民党(BJP)に政権を奪われ、会議派とBJPの「2大政党」から「BJPの1強」時代に突入した。

 反汚職運動の中から結成された庶民党のサンジャイ・シン上院議員(47)は「シン政権は、70歳を超えながらハンストを行っていたハザレ氏を逮捕するなど、国民の感情を逆なでし、完全に対応を誤った」と批判する。会議派は今年4~5月の総選挙でも、BJPから「汚職政党」と繰り返し批判された。街中でも会議派の印象を「汚職政党」と答える人が多く、負のイメージを払拭(ふっしょく)できずにいる。

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