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 毎年、高校1年生を対象に性の健康教育の機会を与えてくださる私立高校があります。出向く前に拙著「10代の後輩におくる僕の性教育」(日本家族計画協会)の感想文と併せて、「講演で聞いてみたいこと」が送られてきます。

 「なぜ産婦人科医になったのですか」「先生の性体験や恋愛の話を教えてください」「性教育に携わろうと思ったきっかけは」などに加えて避妊法、中絶、性感染症、自慰への率直な質問が寄せられます。当日も、産婦人科医になった理由を聞かれ、「女性が好きだからね。だから産婦人科医になって女性を究めたいと思った」と語ったところ、「俺も!」と声を上げた生徒さんがいて、会場にどよめきと笑いが起こりました。

 僕を悩ませた質問の一つが今回のテーマ「『好き』と『愛』の違い」でした。クリニックを受診している患者にも尋ねたところ、ある中学3年生には「好きは相手を一方的に思うこと、愛しているは思いやること。本当に愛していたら、その人と一生付き合っていけるかな」と、さりげなく回答され脱帽しました。また、ある大学生は「好きとは相手に何か求める気持ちが強く、愛とは自分のことよりも相手のことを真っ先に考える」。大泣き…

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