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「焼き場に立つ少年」を捜して 長崎・被爆者が経緯つづる手記 「少年の悲しみ繰り返さないで」 

ジョー・オダネルさんが撮影した「焼き場に立つ少年」

 原爆投下後の長崎が撮影地とみられる写真「焼き場に立つ少年」の被写体になった少年の消息を、長崎市の被爆者が追い、手記にまとめた。少年の特定にはいたらなかったが、手記にはいまだ身元が分からない少年に平和の願いを重ねている。

 手記をつづったのは長崎市の村岡正則さん(85)。写真は、米従軍カメラマンだったジョー・オダネルさん(2007年に85歳で死去)が長崎で撮影したとされ、亡くなった幼子を背負う少年が火葬を待つ姿を捉えたといわれる一枚だ。

 写真が1989年に公開された際、村岡さんは、ある顔を思い出した。自身が通っていた銭座(ぜんざ)国民学校(現・市立銭座小)で45年春に知り合い、何度か遊んだ少年だ。名前は知らなかったが、服装や背格好が似ていた。

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