クラフトビール

大阪・西成生まれ「暴動」ビール 密造逸話ヒント、障害者就労支援

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クラフトビール「西成ライオットエール」=大阪市西成区花園北2で2019年7月16日午後3時11分、野田樹撮影
クラフトビール「西成ライオットエール」=大阪市西成区花園北2で2019年7月16日午後3時11分、野田樹撮影

 大阪市西成区の介護事業者が、障害者の就労支援の一環でクラフトビール造りに取り組んでいる。同区のあいりん地区で日雇い労働者の暴動があった1990年代に、ビールが密造されていたという逸話をヒントにした主力商品は、その名も「西成ライオット(暴動)エール」。人気は全国に広まり、来年度に第2醸造所を稼働させる予定だ。生産量を4倍にし、雇用創出も狙う。

 ビール製造に取り組むのは、高齢者介護や障害者支援を手掛ける「シクロ」(同区鶴見橋)。地区から西に数百メートル離れた住宅街に小さな醸造所「ディレイラブリューワークス」を構え、同社の就労支援を受ける障害者らが仕込みや瓶のラベル貼り、販売、配送などに携わる。精神障害がある就労者の西沢勝一さん(54)は「前向きに取り組めている。仕事が楽しくなった」と話す。

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