- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

高松明弘さん(37)=奈良市
市職員の枠を越えて奈良の魅力を発信し、経験してもらおうと奔走している。大学卒業後、名古屋で教育関係の仕事に就いた。塾講師として中学の社会科の授業で奈良時代を教えている時に改めて故郷、奈良のすごさを痛感した。子育てするなら奈良がいいと30代になってUターン。「子どもたちが豊かに暮らすには教育は欠かせない」との思いから中高一貫校で数学を教えた。
数学を教えながら奈良の活性化を目指す活動を始めた。奈良は県外就職率が全国1位だと知り、教え子たちもいずれ県外へ出て行ってしまうのかと危機感を覚えた。かつての同級生から話を聞き、「県内で働きたいのに出て行く人が多い。奈良で働ける地域作りをしたい」と市役所への転職を決意した。
この記事は有料記事です。
残り334文字(全文657文字)