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経済観測

毎日新聞経済面に連日連載の経済コラム。経営者や経済評論家らが独自の視点で、経済の今とこれからを展望する。

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ロシアで続く民主派抗議活動=国際公共政策研究センター理事長・田中直毅

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 9月8日のモスクワ市議会選挙では公正な手続きは期待できない。このため7月14日の日曜日に街頭での抗議デモが開始され、その後毎週末に自由な立候補制度を主張するデモが続く。だが市議会の権能は極めて限られる。ロシアの将来を決める出来事になるはずもない政治日程になぜ、数万人の政治意思表示が集中し続けるのか。

 ロシア政治の来歴につながり、かつ未来像を象徴する仕掛けとなったと私は判断する。230年前の7月14日はバスチーユ襲撃が起き、フランス大革命が始まった。ロシアの民主活動家たちが合意できる目標の一つは、ロシアが「ヨーロッパ共通の家」の一員となる点だ。パリ祭を期す抗議活動の開始はこれを象徴する。8月25日まで7週連続でこの意思表示が続いた。

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