実名原則、その都度議論 毎日新聞の立場

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献花台の花束に添えられていた、亡くなった木上益治さんへの感謝が書かれたメッセージ=京都市伏見区で2019年8月3日午後1時25分、川平愛撮影
献花台の花束に添えられていた、亡くなった木上益治さんへの感謝が書かれたメッセージ=京都市伏見区で2019年8月3日午後1時25分、川平愛撮影

 重要な出来事を正確な事実に基づき広く伝えることが報道の使命であり、当事者の氏名は事実の根幹であることから、毎日新聞は事件や事故の被害者についても実名での報道を原則としている。一方、経緯や社会の変化を踏まえて議論し、匿名で報道した例もある。

 2017年に神奈川県座間市で9人の遺体が見つかった事件は、自殺願望をほのめかしていた女性らが容疑者の男に殺害されたとされる。遺族側から実名報道しないよう要請があったが、警視庁が身元を発表した際の第一報で毎日新聞は実名で犠牲者の人となりや遺族の悲嘆を伝え、続報は匿名にした。16年に相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園…

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