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文芸時評

8月 私のおすすめ 大澤聡(批評家)

(1)彩瀬まる『森があふれる』(河出書房新社)

(2)レベッカ・ソルニット著、東辻賢治郎訳『迷うことについて』(左右社)

(3)李琴峰『五つ数えれば三日月が』(文芸春秋)

不確実性にひらく

 とつぜん発芽し樹木と化した妻をモデルに中年作家は小説を仕上げ……と(1)を要約すれば奇想極まりないが、そこで問われるのは“書く(見る)男/書かれる(見られる)女”という非対称の権力関係である。この構図を自然と受け入れてきた自身の悪意なきバイアスに担当編集の女性が気づく場面は決…

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