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「一目千本」とたたえられる桜や吉野美林のスギ、ヒノキで知られる吉野山で、シダ植物をこよなく愛し、自身の住み家をシダ専門の植物園「しだのすみか」として開放している人がいる。「しだちゃん」こと木下茉実(まみ)さん(29)。吉野町の地域おこし協力隊として2月に名古屋から移住してきた。協力隊の任期は3年だが、「吉野山にずっといたい。シダにまみれる生活が楽しいから」。シダの美しさを紹介し、吉野山の新たな魅力を発信している。【萱原健一】
「しだのすみか」は平屋の古民家。裏庭の崖にたくさんのシダが自生している。シケチシダ、トウゲシバ、ホラシノブ……。10分ほどで見て回れるが、シダ好きには時間を忘れる空間だ。
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