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厚生労働省が27日公表した公的年金の財政検証が、「現役収入の50%以上の給付水準を将来にわたり維持できる」との見通しを示したことで、政府は「老後資金2000万円不足問題」の幕引きを図りたい考えだ。年金は安倍晋三首相にとって第1次政権からの鬼門。野党は「50%では安心できない」「公表が7月の参院選後になったのはおかしい」などと秋の臨時国会などで追及する構えだ。【宮島寛、東久保逸夫】
第1次安倍政権時の「消えた年金問題」は、自民党が政権を失う大きな要因になっただけに、首相は年金を政治問題化させないことに腐心してきた。参院選を前にした6月に「公的年金以外に2000万円の老後資金が必要」とする金融庁の審議会ワーキンググループの報告書が世論の批判を集めると、麻生太郎金融担当相は報告書の受け取りを拒否。同月公表見通しだった財政検証も参院選後に先送りされた。
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