2020年東京パラリンピック(8月25日~9月6日)は厳しい残暑に見舞われることが予想される。障害の程度によって体温調節の難しい選手もおり、暑さ対策は重要だ。一方、選手強化が充実する半面、メダル獲得への期待が重圧となる懸念もある。「アスリートファースト(選手第一主義)」が叫ばれる中、競技環境や強化の現状に迫った。
気温30度を超える炎天下でのパラトライアスロンは、過酷だった。「暑くて意識が飛んでしまった。ゴール前でふらふらしてしまい、立っていられなかった」。16年リオデジャネイロ・パラリンピック代表で運動機能障害の佐藤圭一(40)=エイベックス=は想像以上の暑さの影響を嘆いた。
この記事は有料記事です。
残り1667文字(全文1985文字)
毎時01分更新
◇食卓のメインのドーンと 「今が旬」と聞いて僕が真っ先に思…
吉川貴盛元農相(70)が、大臣在任中に現金500万円の賄賂…
韓国のソウル中央地裁が日本政府に元慰安婦らへの賠償を命じた…