連載

みんなのごみ

私たちの日々の生活とは切っても切れないごみ。だが、捨てられたごみの「その先」を考えることは少ない。ごみの常識やごみ行政の「矛盾」を現場から見つめる。

連載一覧

みんなのごみ

プラスチック編/4 リチウムイオン電池「地雷」化 充電式小型家電普及の陰で

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
リチウムイオン電池の主な火災
リチウムイオン電池の主な火災

 <くらしナビ・環境>

 小型家電に使われるリチウムイオン電池が原因とみられる火災が各地のごみ処理場などで相次ぐ。発火リスクが高いのに、分別されずプラスチックごみとともに捨てられるケースも目立ち、自治体などは「まるで地雷」と苦慮する。

 ●「不燃物」に混入

 7月中旬の朝、東京都武蔵野市のJR武蔵境駅近くの住宅街で、市の委託でごみを収集する「武蔵野美装」の清水秀晃さん(48)は、ごみの中にリチウムイオン電池がないか目を光らせていた。中身をはっきり確認できなければ、ごみ袋を開けて確認する。

 「燃やさないごみ」の収集日。駅前の区画を約1時間回っただけで、ごみに紛れた電話の子機、電動歯ブラシ、携帯電話などから10個ほど見つかった。「生活に身近なものだからこそ、これだけ見つかる」と清水さんは説明した。

この記事は有料記事です。

残り1403文字(全文1751文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集