重度訪問介護

広がらぬ 事業所の参入進まず 報酬単価低く、ヘルパー確保困難

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ヘルパーの清野さん(右)と牛丼を食べる鈴木さん。休日はいつも一緒に外食を楽しむ=東京都大田区で12日
ヘルパーの清野さん(右)と牛丼を食べる鈴木さん。休日はいつも一緒に外食を楽しむ=東京都大田区で12日

 れいわ新選組の2議員が利用していることで知られるようになった重度訪問介護制度(重訪)。重度の障害者の自立生活を支えるためのサービスだが、利用者は伸び悩んでいる。背景には、長時間のヘルパーを派遣できる事業所が少なく、自治体も財政面などから積極利用に前向きとは言えないといった問題がある。障害者が施設を出て地域生活に移行する動きの中でも障害の重い人は取り残されがちで、重訪を使いやすくする制度改善が望まれている。【上東麻子】

 「隆太郎、今日はどこ行こうか?」「……ラーメン」東京都大田区のアパートに住む鈴木隆太郎さん(28)は知的障害がある。障害の重さを示す支援区分は最重度の「6」。2年前から重訪を使いヘルパーが24時間、生活全般を支援したり見守ったりしながら、1人暮らしをしている。

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