アサド政権とトルコ軍の緊張激化 シリア北西部の停戦崩壊、空爆激化

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戦車の上でシリア国旗を掲げるアサド政権軍の兵士=北西部イドリブ県南部ハンシャイフンで24日、ロイター
戦車の上でシリア国旗を掲げるアサド政権軍の兵士=北西部イドリブ県南部ハンシャイフンで24日、ロイター

 内戦が続くシリアで、反体制派の最後の拠点・北西部イドリブ県を巡り、アサド政権軍と、反体制派を支援するトルコの間で緊張が高まっている。同県では昨秋に暫定的な停戦が実現したが、アサド政権軍は今年4月以降、「過激派を排除する」との名目で大規模な空爆を再開。停戦合意は事実上崩壊しており、トルコ側は「アサド政権が停戦を壊した」と非難している。

 「政権軍の空爆で病院も破壊された。負傷者が出ても医師が少なく、治療ができない。イドリブで何が起きても、誰も助けてくれない」。イドリブ県の男性イブラヒム・イデルビさん(31)は毎日新聞の電話取材にそう語った。8月に入り県内各地で空爆は激しさを増しているといい、イブラヒムさんは「人々は怖くて外出もできず、客が来ないので、町の商店も閉まっている」と話した。

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