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ロケ地物語

東北から生まれた映画たち/2 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 宮城・栗原 女優魂を伝える席 /福島

樹木希林さんと並んだ撮影中の写真を手にする三浦善男さん=宮城県栗原市の「食事処 だるま屋」で

定食屋シーンのラーメン店

 炭鉱で栄えた福岡県の街を再現したロケ地は、鉱山があった宮城県栗原市の細倉地区だった。「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」。大規模な屋外セットは取り壊されたが、定食屋のシーンを撮影したラーメン店は大女優が座った椅子までそのままだ。

 「監督さんたちが店で食事をしたんですよ。帰りに『この店を使わせてください』って」--。「食事処(どころ) だるま屋」の店主、三浦善男さん(64)が、ロケ地に決まった日を振り返った。鉛などを産出した細倉鉱山が閉山になり、社宅「佐野住宅」に住む人もいなくなった2006年春。撮影が始まるころ「ご主人も映画に出てください」と持ちかけられた。「オカン」を演じる樹木希林さんが働く定食屋の店主役だった。希林さんのことは「悠木千帆」の芸名時代からのファンで、出演するテレビドラマも見ていた。

 三浦さんは映画製作の「スケジュール表」を大切に残している。「だるま」と書き込まれた同年8月17日は…

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