連載

Stand・by・you!そばにいるよ

相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。

連載一覧

Stand・by・you!そばにいるよ

患者と遺族に「次の人生」の道を 移植コーディネーター・間今日子さん(33)

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

間(はざま)今日子さん

 日本臓器移植ネットワークで、ドナー(提供者)の家族に寄り添うコーディネーターになって4年目。「命をつなぐ」懸け橋になれるのは、何よりの幸せだ。

 家を出るまで元気だった家族が死の淵にいることを、病院からの連絡で突きつけられる。多くのドナー家族が直面する現実だ。そんな中、数時間から、長くても数日のうちに、臓器提供をするかどうか決めなければならない。

 「この人はね、いつも私を気遣ってくれて……」。物言えぬドナーに代わって判断する家族が「本人だったらどうしたいか」と自問できる時間はわずかしかない。家族が紡ぐ言葉に耳を傾け、ドナーの人生に思いをはせることしかできないのが、もどかしい。

この記事は有料記事です。

残り317文字(全文619文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集