発達障害がある島根県出雲市の周藤(すとう)優子さん(46)が、困難な時も支えてくれた亡き父に贈る自伝的絵本「ぼく お父さん」を制作した。障害者アートに取り組むNPO法人で腕を磨き、その内容や温かい作風が出版社「フレーベル館」(東京)の目に留まって10月初旬の出版が決定。対人コミュニケーションが苦手な周藤さんは「遅くなったけれど『ありがとう』を絵本にこめて父に伝えたい」と話す。【目野創】
絵本の主人公「ぼく」は野良猫で、女性「ゆうこ」の前に現れる。実はゆうこの亡くなった父の生まれ変わりで、自身の人生を振り返り、娘への思いを独白していく。
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