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iPS角膜移植 世界3例目、夢の医療実用化着実に

iPS細胞を使った再生医療の主な移植計画

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った再生医療の実用化が着実に近づいている。山中伸弥・京都大教授が2006年にiPS細胞を発表してから13年。大阪大が29日、世界3例目の臨床研究となった角膜移植を発表したほか、今年度は心筋移植など3例の臨床研究が予定される。ただ、細胞のがん化や拒絶反応などの課題は残され、医療として普及させるためにも安全性の慎重な見極めが欠かせない。【松本光樹】

 「研究を始めてから13年。基礎研究を重ね、自信を持って臨床研究を始めた」

 iPS細胞を利用する角膜移植に成功した大阪大の西田幸二教授(眼科学)は記者会見でこう振り返った。移植した患者は、角膜の病気の中でも治療の難しい「角膜上皮幹細胞疲弊症」で、最も症状が重い状態。白く濁った角膜から透明な角膜に代わり、2週間後の検査で「顕著に視力が回復した」という。

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