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人生は夕方から楽しくなる

ファッション評論家 ピーコさん 44歳、がんで左目摘出 シャンソンに励まされ

 「あれ? 原稿用紙のマス目がちゃんと見えないわ」

 テーブルの上に原稿用紙を広げると、マス目の横の線がピンピンと跳ね上がっているように見えた。左目だけで見ると、右目で見た時よりもマス目が半分も小さい。左目の脈絡膜にできた皮膚がんの一種「メラノーマ(悪性黒色腫)」の症状に気付いた瞬間だった。

 医者からは、放っておくとがん細胞が視神経だけではなく、脳や全身に転移し、命を落とす危険性を指摘された。左目を摘出するか、否か。家族と相談してほしいと言われた時、すぐに摘出を申し出ていた。

 「その先生、『あなたのように男らしい人はなかなかいない』だって」。44歳の夏だった。

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