メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

戦跡を訪ねて2019

番外編 防空監視哨跡 みどり市東町 不眠不休で敵機警戒 /群馬

山あいの畑の一角に残る防空監視哨跡=群馬県みどり市東町花輪で

 太平洋戦争時に、音を聞いて来襲した敵機を識別する目的で設置された防空監視哨(かんししょう)。戦時中、県内に約40カ所設置されたが、多くは戦後撤去され、現存するのは2カ所のみとなった。屋根を除き、おおむね当時のままの状態で残る長野原町大津のほか、みどり市東町の山あいにも監視哨跡がある。

 わたらせ渓谷鉄道花輪駅から線路沿いに北東に進むと、渡良瀬川近くの小高い丘に至る。山々に囲まれたのどかな畑の一端に、コンクリート製の井戸のような直径約4メートル、深さ約3メートルの穴がある。中に人が入り敵機の音を聴く「聴音壕(ごう)」で、監視哨の一部だ。

 「勢多郡東村誌」などによれば、花輪の防空監視哨は太平洋戦争開戦翌年の1942年に設置された。勤務する約20人が5人1組で4班を編成し、24時間体制で監視を続けた。昼は4人、夜は2人態勢で1時間交代で監視する。音や機影で機種を判別し、敵機が来襲した際には、所属する前橋の監視本部と近くの大間々警察署に通報していたという。

この記事は有料記事です。

残り460文字(全文890文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「#FreeAgnes」 日本からも周庭氏逮捕への抗議続々

  2. 家族で登山中に行方不明の小6男児を無事発見 新潟・上越

  3. 周庭氏を逮捕 民主活動家 国安法違反容疑で香港警察

  4. 女性に無断で堕胎させた疑いで外科医を逮捕 麻酔薬飲ませる 岡山県警

  5. 首相あいさつ93%一致 広島と長崎、過去例とも類似 被爆者「ばかにしている」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです