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2度世界の頂点、スパコン「京」電源停止 「『生き物』のよう」尽力の運用担当者

スーパーコンピューター「京」の運用を振り返る庄司文由さん=神戸市中央区港島南町7の理化学研究所計算科学研究センターで2019年8月26日午後4時33分、春増翔太撮影

 システムが止まった理化学研究所のスーパーコンピューター「京(けい)」は、最後まで高い稼働率を誇ったまま役割を終えた。旧民主党政権による事業仕分けでやり玉に挙げられ、前例のない桁違いの能力ゆえのトラブルにも見舞われた。「逆境」に耐えながら、運用を担ってきた技術者は「誕生から見守ってきた『生き物』のようだった」と感慨深そうにシャットダウンを見守った。

 「よっしゃという思いだった」。理研計算科学研究センター運用技術部門長の庄司文由(ふみよし)さん(49)は、2018年の稼働率が過去最高の95・3%に達した時の感動を振り返る。稼働率とは一定期間にコンピューターが動いていた時間の割合。京は12年9月の運用開始から常に90%を超えた。装置の劣化や技術の発展により「時代遅れ」となるスパコンが多い中で、京は運用の良さで最終盤まで「フル稼働」を続けた。

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