<楽庫(らっこ)>
その名も「マイ・ソングス」。ポリス時代も含む歴史的名曲の数々を、自ら現代バージョンにリメークして再構築した、スティングの最新アルバムだ。5月のリリース以来、世界各国で熱く歓迎されている今作が生まれたきっかけは、昨年の大みそかに米ニューヨークのタイムズスクエアでライブを行うにあたり、1999年発表の「ブラン・ニュー・デイ」を新たにレコーディングして発表し、大きな手応えを得たことだったという。
「そこで思ったんだ。ほかの昔の曲もコンテンポラリーに生まれ変わらせたらどうだろうか、と。僕自身の音楽の感性も、昔よりは洗練されたんじゃないかと思う。間違いなく、レコーディング技術は大きく変化したし、過去と今とじゃ、レコードの音はまるで違って聞こえる。新作の音はずっとクリアで、今の時代に書かれたと言ってもいいくらいコンテンポラリーに仕上がったよ」
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