ロヒンギャ

故郷遠く 国籍取得説明なし/帰ると言えば殺される 265人独自帰還 政府不信、内部に異論も

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バングラデシュ国境の橋のたもとで帰還者を待つミャンマーの係官=ミャンマー西部ラカイン州タウンピョーレッウェで2019年8月27日
バングラデシュ国境の橋のたもとで帰還者を待つミャンマーの係官=ミャンマー西部ラカイン州タウンピョーレッウェで2019年8月27日

 ミャンマーから隣国バングラデシュへ逃れた少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」の帰還が遅れている。昨年11月に続き22日も両国間で帰還が計画されたが、希望者はいなかった。一方でミャンマー政府が把握するだけで265人と、独自に国境を越えた人もいる。危険を冒しながら故郷に戻った帰還者たちの証言からは、帰還が進まない多面的な事情が浮かび上がる。【マウンドー(ミャンマー西部)で西脇真一】

 西部ラカイン州の州都シットウェから国軍ヘリで約30分。27日、独自に帰還したロヒンギャと対面する丸山市郎駐ミャンマー大使に同行し、州北部マウンドーを訪ねた。

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