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しまねの高校探訪

卒業生を中心に、島根県内の高校を順次紹介します。

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しまねの高校探訪

隠岐島前 島留学先駆け、難関大進学実績も /島根

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大江和彦=島根県海士町で2018年5月、前田葵撮影
大江和彦=島根県海士町で2018年5月、前田葵撮影

 島根半島の北約60キロの日本海に浮かぶ隠岐諸島。その西ノ島町、海士町、知夫村から成る隠岐島前地域で唯一の高校だ。菱浦港(海士町福井)近くの丘の上に立つ校舎で約160人が学んでいる。同窓会は「家督(あとど)会」。

 1955(昭和30)年に島後地域の隠岐高校の分校として定時制で開校。その後、島民らが全日制とするよう国に要望し、58(昭和33)年に分校としては全国初の全日制となった。65(昭和40)年には隠岐高校から分離独立し現在に至る。

 最盛期の60年代には250人以上の生徒がいた。しかし3町村の少子高齢化が進み、入学者数は減少。2007(平成19)年当時、島前地区の15歳人口は10年前と比べて71人減の51人。配置される教員数も少なく、学力向上への懸念などから、3島3中学校の生徒のうち約45%が島外へ進学していた。入学者が28人となった08(平成20)年4月からは全学年で1学級となった。

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