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三浦雅士・評 『世界戦争の世紀 20世紀知識人群像』=桜井哲夫・著

 (平凡社・6912円)

 力作である。800頁(ページ)を超えるが、大河ドラマ「二十世紀の物語」といった調子でどんどん読める。ほとんど小説。世界の時の流れを俯瞰(ふかん)しながら、その瞬間を生きている人々に肉薄して、彼らの愛や執着を浮き彫りにしてゆく。政治家、軍人、官僚、とりわけ詩人、作家、思想家である。彼らがそのときそこでいったい何をしていたか、思いがけない視点から照明が当てられ、肉声とともに思想のエッセンスが捉えられてゆく。

 第一部「第一次世界大戦と精神の危機」、第二部「戦間期の政治運動と知識人たち」、第三部「収容所と亡命の時代」。

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