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加藤陽子・評 『皇室財産の政治史 明治二〇年代の御料地「処分」と宮中・府中』=池田さなえ・著

 (人文書院・7344円)

神がかった議論なく、あるべき姿問う

 人にものを教えるのは難しい。「これを教えなければ」と身構えれば相手は逃げてゆく。だが例えば、面白さのオーラを全開にしていれば、眠気で気絶寸前の学生にも何かは伝わる。その伝でいえば、本書ほど、研究の面白さを読み手に伝えることに成功している学術書は近年稀(まれ)なのではないか。

 研究書を読んでいて笑ったのも初めての経験で、いかなる人がこの本を書いたのかの興味も湧く。勝手な想像…

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