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ストーリー

在日ジャグラー、次世代へ語る(その1) 融和の願い、技に乗せ

 「バリバリの在日家庭だと、日本語と朝鮮語をくっつけてしゃべる。今風に言うと、ハイブリッドみたいなもんですわ。例えば、『それ何』を『それナニムニカ』と言ったり……」

 奈良市立一条高校の体育館。6月5日、人権学習の講師に招かれた在日コリアン3世の金昌幸(キムチャンヘン)さん(33)が2年生約360人に向かって軽妙に語りかけた。

 朝鮮半島出身者への根強い差別を背景に、小学校時代に激しいいじめに遭っていた過去を赤裸々に明かす。話の内容は重く、暗いはずなのに、ユーモアを交えた講演に生徒からは時に大きな笑いが起こった。

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