メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

このごろ通信

望月遊馬の詩の調べ 青柳いづみこ(ピアニスト・文筆家)

 詩人の望月(もちづき)遊馬(ゆま)をご存知だろうか。2006年に18歳で現代詩手帖賞を受賞した若手だ。

 私も少し前までは知らなかったのだが、つい先ごろ上梓(じょうし)した第4詩集「もうあの森へはいかない」を送っていただいた。

 私は、詩は大変苦手である。境地がすっと入ってくるのは3篇(へん)のみ。ポール・ヴァレリー著「魅惑」の中の「帯」は、「さにづらふ夕べの空の」という出だしと、「在らず、在り…われただ独り」という結尾に惹(ひ)かれた。シュールレアリスムの詩人モルゲンシュテルン著「月羊」は、メールのアカウントに使っている。フランス文学者だった亡祖父青柳瑞穂の訳詩では、ロートレアモン著「マルドロールの歌」の「自分に似ている人」にいたく共感したものだ。

 しかし、それ以外の大半の詩は、一応読んではみるのだが、言葉が、頭にも気持ちにも入らないまま滑り落ちてしまう。

この記事は有料記事です。

残り477文字(全文860文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「自粛要請知らなかった」出歩く若者も 福岡・天神コア「すごい人で驚いた」人も

  2. 大阪府で新たに17人感染確認 無症状の小学生も 4人が味覚や嗅覚の異常訴え

  3. たばこを吸っていると新型コロナで重症化しやすいのは本当か 専門家が警告する

  4. 「俺コロナだよ」家電量販店で叫んだ男を威力業務妨害容疑で逮捕 名古屋

  5. 新型コロナで都市封鎖は実行されるのか 小池都知事「ロックダウン」警告の真意

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです