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検証

インド新枠組み提案 大国対立、影響緩和狙う 中国けん制の思惑も

 「日露印」による新たな枠組みを提案したインドには、「米国対中露」の対立構図を多極化するほかに、地域のライバルである中国をけん制しようとする狙いがある。だが、日露は対中国では思惑が重なるものの、米国をめぐる安全保障上の立場には大きな隔たりがあり、実現のハードルは高そうだ。

 インドは近年、米国ともロシアとも良好な関係を維持してきた。しかし、米露関係が悪化するに従い、「米国主導の西側につくか、ロシア側につくか」という苦渋の選択を迫られている。2018年には米国が、インドのロシア製地対空ミサイルシステム「S400」の購入計画に反対するなど、インドが志向する「バランス外交」が難しくなってきている。

 印シンクタンク、オブザーバー研究財団(ORF)のウニクリシュナン特別上席研究員は「米露のどちらかを選択するように迫られている現状はインドにとってストレスになっている」と説明。インドは新たな枠組みに米国の同盟国である日本も巻き込むことで、旧来の東西対立をベースにした対立構図ではなく、多極的な構図を作り出したい考えだ。

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