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「ネルフ」が災害警告 「エヴァンゲリオン」にちなむアプリ提供 石巻出身IT社長

「特務機関NERV防災アプリ」のテスト画面

 災害情報の受け手の能力を高めたい――。東日本大震災で宮城県石巻市の実家が全壊した石森大貴さん(29)が社長を務める東京都内のIT会社が1日、地震や津波、大雨の特別警報などの情報が瞬時に届くスマートフォンアプリの提供を始めた。その名も「特務機関NERV(ネルフ)防災アプリ」だ。【安藤いく子】

 石森さんの会社は防災情報などを発信するツイッターアカウントを運営しているが、アプリなら利用者が住む地域に特化した情報を即時に受け取れるため、より早く状況を判断して避難できると考えた。ネルフは、謎の生命体「使徒」と人類の攻防を描いた人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場し、使徒の襲来警報を発する機関の名前だ。ファンだった石森さんは2010年2月、「エヴァの世界観を楽しみたい」とネルフの名を冠したツイッターのアカウントを開設。防災情報をつぶやき始めた直後に東日本大震災が起きた。

 家族となかなか連絡が取れず、無事が確認できるまでやきもきした。自身が暮らす東京都内でも計画停電などを巡って情報が錯綜(さくそう)した。石森さんは節電を呼び掛ける運動を展開。ネット上で大きな反響があったという。緊急地震速報に気付くと夜中でも投稿していたが、11年11月には、気象庁が配信する緊急地震速報を自動で投稿できるプログラムを導入。自治体が出す避難情報など情報量が増えるにつれてフォロワーも増加…

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