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夢かなえ、懸け橋に 「トビタテ!」官民で高大生留学支援7800人に

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留学を前に気勢を上げる学生ら=東京都千代田区で2019年7月28日、三木陽介撮影

 官民協働で留学を支援する国内初の制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」が6年目を迎えた。この制度を利用して留学した高校生・大学生は8月時点で約7800人。当初は2020年度で終了予定だったが、21年度以降も継続することを検討している。

 「トビタテ!」は20年度までに計1万人の留学生を送り出す計画で始まった。募集は年2回。審査(書類選考と面接)で選ばれる。留学期間は1カ月~2年。奨学金(月額12万~16万円)▽渡航費▽授業料――が支給され、留学先での就業体験など学生自らが計画を立てる。事業費はすべて企業の寄付金でまかない、これまでに約240社・団体から約117億円が集まった。

 審査で重視するのは熱意、独自性、好奇心。宮崎大2年の奈良場悠香さん(20)は来年3月から1カ月、カンボジアの病院でインターンシップに参加する。この経験を生かし、国内の山間部と都市部の医療格差をなくすことを目指しており「日本全体の健康づくりに貢献したい」と意欲を燃やす。

 審査で語学力は問わない。現在外資系IT企業で働く神野治菜さん(25)は電気通信大大学院時代に17年10月から5カ月間、カナダに留学した。留学時のTOEICは350点で「意思疎通が難しいレベル」だったが、帰国後は780点と「仕事に関わる日常業務のやり方の説明を理解できるレベル」にまで伸び、現在仕事で英語を不自由なく使えるという。

 今夏、11期生となる大学生ら544人の壮行会が都内で開かれた。「IT人材として日露の懸け橋になりたい」(男子学生、留学先・ロシア)▽「クラフトビールを通して日本人の思いを伝えたい」(男子学生、ベトナム)▽「ファッションと環境問題を学びたい」(女子学生、アメリカ)――。それぞれの志と夢を抱いて海外に飛び立った。

   ◇  ◇

 現在12期生(留学開始期間は20年4~10月)を募集している。募集期間は9月30日まで。在籍する学校を通じて申し込む。詳細はトビタテ公式サイト(https://www.tobitate.mext.go.jp)へ。【三木陽介、加藤隆寛】

12期生、9月30日まで募集中

 現在12期生(留学開始期間は20年4~10月)を募集している。募集期間は9月30日まで。在籍する学校を通じて申し込む。詳細はトビタテ公式サイト(https://www.tobitate.mext.go.jp)へ。【三木陽介、加藤隆寛】

トビタテ!留学JAPANのコース

◆大学生以上(留学期間28日~1年)

①理系、複合・融合系人材コース

理系分野を中心とした留学

②新興国コース

今後経済成長が期待される新興国での留学

③世界トップレベル大学等

世界大学ランキングで100位以内の大学や同等の教育レベルにある研究機関への留学

④多様性人材

スポーツ、アート、国際協力、医療などさまざまな分野や活動において、今後の活躍が期待できる人材の留学

⑤地域人材コース(高校生も可)

「グローバル」な視点から地域の発展に貢献する人材の留学

◆高校生(留学期間14日~1年)

⑥高校生コース

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