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風景を歩く

道成寺 清姫と好対照、宮子姫伝説 /和歌山

山門へ続く石段の土手はハの字型で、上からは長く、下からは短く見えて、参詣者の便宜を図っているという=和歌山県日高川町鐘巻で

 道成寺(日高川町)の草創は白鳳時代の701年とされ、文武天皇が即位されて4年後のことである。妃(きさき)の宮子姫は道成寺近くの九海士(くあま)の里の生まれで、皇后にまでのぼりつめた軌跡が「宮子姫伝説」として語り継がれてきた。

 九海士の里に1人の女児が生まれたが、髪がなかった。母親は憂いつつ漁をしに海にもぐったところ、小さな観音像を見つけたので、庵(あん)を建ててその像をまつった。すると娘には黒髪が生えて美しい少女に成長し、「髪長姫」と呼ばれるようになった。

 噂は都まで聞こえ、文武天皇の皇后として迎えられ、東大寺を建立した聖武天皇をお産みになった。宮子姫は…

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