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「給食のおかげで卒業できた」 ルワンダ給食支援の写真 撮影された2人、10年で成長

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「hopeを消さないで」から10年、当時の撮影に参加したジャン・クラウドさん(20=右から2人目)、クラリスさん(18=同3人目)と在校生で、10年前と同じ場所、構図で撮影した=ルワンダ・ビハラグ小学校で2019年7月(Mayumi Ruiさん提供)

 一枚の写真がある。「hope(希望)」と書かれた黒板を前に笑顔で見上げる4人の子どもたち。「o」は給食の入った赤いカップだ。10年前の2009年5月、東アフリカ・ルワンダのビハラグ小学校で撮影された。タイトルは「hopeを消さないで」。

 「給食の時間はとても楽しかった」「給食のおかげで卒業できた。撮影時のこと、今も覚えています」

 懐かしそうに話すジャン・クラウドさん(20)とクラリスさん(18)。写真の右から2人目がジャンさん、同3人目がクラリスさんだ。

国連世界食糧計画(WFP)による学校給食プログラムの公共広告のため、2009年5月にルワンダ・ビハラグ小学校で撮影された「hope(希望)を消さないで」=ACジャパン提供

 国連世界食糧計画(WFP)による学校給食プログラムの公共広告用に撮影されたこの写真。ACジャパンの支援キャンペーンとして同年、テレビや新聞、駅などで幅広く紹介された。今年7月、国連WFP協会の視察団が現地を訪れ、2人と再会。在校生を交えて同じ構図で写真を撮った。

 約100日間で80万人が犠牲になった大虐殺から25年のルワンダ。ICT(情報通信技術)立国として発展する一方、農村部を中心に慢性的な食料不足が続き、5歳未満の子どもの35%が栄養不良の状態にある。WFPは今も104校、約8万4000人の子どもたちに給食を提供している。

 ビハラグ小学校では01年から12年まで、WFPによる給食支援が実施された。「給食のおかげでここまで成長できた」と話すクラリスさんは今、高校3年。ジャンさんは今年2月、マカダミアナッツの生産会社に就職した。「歌手になりたい」「独立して自分の店を持ちたい」とそれぞれの夢を話してくれた。

 国連WFP協会は横浜市で開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に合わせ、世界食料デーキャンペーン「食品ロス×飢餓ゼロ」を10月31日まで実施中。余った食材や賞味期限が近い食品など、食品ロスになりやすい食材を使ったレシピと写真をハッシュタグ「#ゼロハンガーチャレンジ」「#wfp」付きでソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿すると、1投稿120円がアフリカでの「学校給食支援」に寄付される。120円で4人分の給食がまかなえるという。【丹治重人】

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