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「表現の不自由」考

「平和の少女像」問題 「官民一体」の慰安婦像撤去運動の延長線上に 文化人類学者・山口智美氏

米カリフォルニア州グレンデールに建てられた慰安婦像=2014年9月9日、堀山明子撮影

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」中止の原因の一つに、慰安婦問題を題材とする「平和の少女像」の展示への非難が挙げられている。日本の右派の動向に詳しい米モンタナ州立大の山口智美准教授(文化人類学)は「日本は『官民一体』となって海外の慰安婦の像や碑の撤去運動を展開してきた。今回の問題はその延長線上にある」と話す。【聞き手・中川聡子/統合デジタル取材センター】

 「表現の不自由展・その後」の中止を、「表現の自由」の問題として捉えるだけでは事の本質を見誤ります。

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中川聡子

2006年入社。千葉支局、東京・社会部、生活報道部を経て、統合デジタル取材センター。性差別を追った年間連載「ガラスの天井」取材班として、16年貧困ジャーナリズム賞。19年にも「児童扶養手当の資格確認を巡るスクープ報道」で同賞を受けた。ジェンダーや家族、格差に関わる問題を中心に取材している。

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