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「建物が波打っている」「PCを電源に」孤立スタッフ、関空浸水の夜振り返る

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 関西国際空港が台風21号で一時閉鎖されてから4日で1年。関空島と対岸とを結ぶ連絡橋にタンカーが衝突して、利用客ら約8000人が取り残された。災害時、ターミナルビルから離れた関空島の南端で最も浸水被害が甚大だった国際貨物地区にも孤立したスタッフがいた。ANAの車両整備工場にいた10人のスタッフだ。約70センチまで浸水した事務所で電気の止まった中、一晩を過ごした。

 昨年9月4日午後2時ごろ、高潮が護岸を越えて押し寄せ、その後約70センチに達し、事務所内も浸水した。当時、枝松直之アシスタントマネジャー(43)らが勤務。全員が2階建て事務所の2階に逃れた。「ゴー、ゴー」と風の音が激しくなり、建物の一部の窓ガラスが割れ、入り込んだ暴風が天井を吹き飛ばした。「建物が波打っている!」

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