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記者の目

新分野に切り込む公取委 時代に即応できる態勢を=松本尚也(東京経済部)

芸能界の契約問題や巨大IT企業への規制などに監視の目を向ける公正取引委員会。時代の変化に応じた対応が求められる=東京都千代田区で、松本尚也撮影

 公正取引委員会が、新たな分野に監視の目を向ける姿勢を強めている。芸能界の契約問題や巨大IT企業への規制、コンビニエンスストアの24時間営業問題などだ。談合やカルテルといった事件を主に手掛けてきた公取委が、幅広い社会問題に取り組み始めたことを歓迎したい。ただ、放置されてきた問題にようやく切り込んだ側面もあり、時代の変化に迅速に対応できているとは言いがたい。労働問題やITの専門人材を育成することなどで組織の柔軟性を高め、新たな課題に即応できる態勢の整備を求めたい。

 公取委の存在に改めて世間の注目が集まったのは、芸能界で圧倒的な影響力を持つ会社や事務所のあり方に一石を投じたことがきっかけだ。

 人気アイドルグループ「SMAP」の元メンバー3人のテレビ出演を巡り、公取委がジャニーズ事務所を注意したことが7月、明らかになった。同事務所がテレビ局に対して出演させないよう圧力をかけた疑いが浮上。直ちに独占禁止法違反となる具体的な行為は認められなかったが、移籍トラブルでは異例の注意に踏み切った。

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