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経済観測

産地の努力へ できること=農業ジャーナリスト・青山浩子

 夏野菜を代表するナス。近年は水ナス、丸ナスといった伝統品種に加え、白ナスや青ナスなどイタリア系の品種も増えた。多様な品種を目にできるのは、水面下で産地の努力があってこそ。米ナスの主産地である高知県の取り組みからそのことを実感する。

 高知県は、気候が異なる県内の産地をリレーさせ、米ナスを周年出荷している。夏場の出荷を担う県北部のれいほく地域は、かつて15人いた農家が、高齢化による離農で9人に減った。若い農家が加わるなど明るい話題もあるが、ベテラン農家の窪内勉さん(66)によると、「ここ数年、夏の高温障害が悩みの種」という。初夏の温度が高過ぎ、実を付ける前に花が落ちたり、…

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